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やおつをのぞいてみる

土地の過疎化は止められなくても、心の過疎化は止められる!
その思いを形にする、いろどりむら

八百津町の市街地からクルマで約30分くらい走った、小高いエリアが「福地地区」。いま、この福地地区に1つの村ができつつあります。
「いろどりむら」は、現代人が忘れてきたものをもう一度取り戻すための集いの場所として、地元の人たちによってつくられている村です。
福地地区は、八百津町の中でも特に市街地から離れていることもあり、過疎化の進んでいる地域です。そこに「昔は当たり前だった生活を体験しながら、利害もしがらみもなく人々が集える場とし、いろどり豊かな知恵を編みだそう」と、村づくりが始まりました。
むらおさの佐々木敏和さんをはじめとした10人前後が中心となって、毎月村会を開催。どうやったら人の集える、息の長い活動になるか、あれこれ考えています。特に佐々木さんは「特にゲームやスマホばかりで過ごしている子どもたちに、自分たちで何かを築き上げることも学んでほしい。不便さの中から見えてくるものがきっとある」と子どもたちへの厚い思いを語ります。

福地地区にはそば畑が広がっています。いろどりむらでは、そばづくりを活動の幹の1つととらえています。そばの花はほとんどが白い色ですが、福地地区のそばは「高嶺ルビー」と呼ばれる赤い色の花を咲かせます。夏の終わり、赤い花がそば畑一面に咲くころ催される「福地そば祭り」。いま、村会を開催しているむらの母屋が、その祭りの時には拠点となります。自分たちでつくったそばでそばを打ち、食す。そのそばを使ってクッキーができそう、パンもできる…夢はどんどん膨らみます。
いろどりむら建設には、「地域おこし協力隊」の隊員2人が大きな力となっています。この日は、黒柳和久さんに会えました。黒柳さんは石垣島生まれの20歳。高校卒業後、関東の大学に合格したものの、自己模索を続ける中で入学を辞め、農業研修をすることに。石垣島での農業研修で、ゴーヤやニンジンを作った経験が、今の自分につながっていると話します。地域おこし協力隊員の任期は3年。でも、と黒柳さんは言葉を続けます。「3年経っても、何らかの形でいろどりむらとかかわっていきたい」。

福地地区には「見行山」という標高905メートルの山があります。この春、いろどりむらと見行山の頂上を結ぶ登山道が開通します。距離は約1.2キロ、標高差260メートルと、ちょうど手頃なハイキングコースですね。
福地地区にいまも残る豊かな自然に包まれながら、気忙しい日常生活で忘れてきたナニカをもう一度思い出してみませんか。
少し心を開いて寄り添ってみれば、周りの人がきっと何かを教えてくれる。それは人の温かさかもしれないし、生きる知恵かもしれません。大人も子どもも「我」ではなく「我々」で行動し、時間を共有することで、学べることがきっとあるはずです。
そんな思いを形にするべく、いろどりむらは活動しています。

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