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山車の上で繰り広げられる「糸切りからくり」は400年以上続く伝統行事

久田見地区は、八百津町の市街地からクルマでおよそ20分、町の北部に位置します。かつて大集落だったこの地区には、天正18年(1590年)に始まった祭りが、400年以上経った今も息づいています。
標高約500メートルで、八百津の中心地より春がやってくるのも少しだけ遅い久田見地区。久田見祭りは、そんな久田見地区に春を呼んできます。
久田見祭りは、八百津祭りの翌週、4月第3日曜日に、氏神である神明神社・白鬚神社で行われます。
曳き回される山車は全部で6台。これは久田見の地区内の集落ごとに山車を所有していたものがそのまま残っているからです。そして狭い山道、坂道の多い地区で伝わってきた祭りだからでしょう、どの山車も車輪が2両の小さめの山車です。

祭り初日は、6つの山車が神社に曳き揃えられ、からくり人形が奉納されます(各神社1回ずつ、計2回)。山車の上に設けられた舞台の上で行われる独創的なからくりは「糸切りからくり」と呼ばれる、独特な技法と操作によるもので、国の無形民俗文化財として選択され、岐阜県の無形文化財にも指定されています。
糸切りからくりは、人形を操る引き手の糸と舞台の上で動く人形がつながっていないところに大きな特徴があります。これが「糸切り」と呼ばれる所以です。たった4本の糸でいかにうまく人形を操るか、知恵くらべとなります。
からくり内容は祭り当日まで関係者以外には絶対秘密。作り手以外は誰も知りません。言ってもいけない、聞いてもいけないという厳しいルールが今も受け継がれています。お題は毎年変わるので、その時々で時勢に合ったものや話題となったものがお目見えします。一生懸命作って動かす練習をしても、その年限り。お披露目が終わったら壊され、翌年はまた違うからくりが作られます。

伝統ある久田見祭りは「久田見祭礼規約」に則って行われます。祭礼従事者は禁酒、祭りの執行は一糸乱れることなく厳粛に進められます。古式ゆかしく行われる祭の様子は、王朝時代の一大絵巻のようだと例えられてもいます。
この祭りが終わると、久田見地区にも、緑まぶしい新緑の季節がやってきます。

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