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八百津に春を告げる勇壮なだんじり

4月になると、山あいの町、八百津にもようやく本格的な春が訪れます。八百津祭りは、八百津にとってまさに春を告げる祭り、毎年4月の第二土曜日と日曜日の2日間、八百津の産土神である大舩神社を中心に行われます。
八百津のだんじりは、別々に曳き回された3つのだんじりが一艘の船になるという、ちょっと変わっただんじり祭りです。かつて川港のある町として栄えた八百津の歴史が伝わってきます。
仕事や生活の都合で八百津を出て暮らしている人も、この祭りのために帰ってくるというほど、町の人には大切な春の行事です。

3つのだんじりは、祭り以外のときは、芦渡組、本郷組、黒瀬組それぞれの大きな蔵で大切に守られています。そして年に1度、2日間だけ、人々の前に姿を現します。
芦渡組のだんじりは、船になったときの船首部分になります。軍船をイメージしてつくってあるというこのだんじりは、舳に日の丸が掲げられています。
本郷組のだんじりは、3台並んだ時には船の真ん中部分になります。タイヤの上に四角い舞台がつくってあり、ここでお囃子や山太鼓などの演奏が行われるのです。この舞台の高さは地上から約2メートル。本郷組のだんじりのご自慢はその装飾です。「尾張の長兵衛」と呼ばれた彫り師による「巻き龍」は一見の価値あり。
黒瀬組のだんじりは、船尾部分になります。商船をかたどり造られています。軸には榊が飾ってあります。金箔や漆などが使われた豪華な山車です。
八百津のだんじりは、どれも上部のつくりに比べて、タイヤ部分が小さいのが特徴です。これは、練り歩く道路がさほど広くないことから、狭くても上手に曳き回すため。祭りに関わってきた人たちの知恵ですね。また、八百津のだんじりは、どれも釘など使わず、藤蔓で締め上げられて組まれています。冬のうちから、だんじりのための藤蔓を山に取りに行くそうです。

3つのだんじりはそれぞれに町を練り歩き、土曜日は八百津大橋の上で、日曜日は八百津町役場の前で、一艘の船を形作ります。圧巻は日曜日、船となった3つのだんじりが勢いよく大舩神社へと続く石畳を駆け上がるシーンです。祭りの中で最も盛り上がる「駆け上がり」ですが、その勢いに押されて転んだりしないよう、だんじりの引き手も集中が必要な場面でもあります。
近年、だんじりを曳く男性陣が減少、地元八百津高校の生徒が曳き手に加わり、祭りに若さを添えています。

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